意外と知らない登山のマナー 日本アルプス編

日本アルプスは国立公園であり、国や自治体により、自然や動植物は保護されている。

そのため、登山者にも自然保護に対する取り組みが求められている。

今でもマナーが悪い登山者を見かけるが、このページをみて少しでも意識を変えて頂ければと思う。

1.ごみは持ち帰る

2.高山植物は折らない、取らない

3.トイレはトイレでする

当たり前のように聞こえるが、特に男性などはついその辺でしたくなる。
しかし、多くの登山者が訪れる日本アルプスでは、し尿の問題が取りざたされている。

し尿は、高山植物を汚染するだけでなく、ライチョウなどの動物に病原菌をうつす原因にもなる。
山小屋には、環境に配慮したバイオトイレの導入が進んでいるので、登る前には用を足しておきたい。

4.ライチョウは追いかけない
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特別天然記念物でもあるライチョウは、2000M〜3000Mに生息する貴重な鳥である。

貴重であるが故に、登山者は大声を出したり、写真をとるために追いかけたりする事例があるが、
とくに子連れのライチョウなどは、追いかけることで、親子が離ればなれになることもある。

見かけても遠くから観察・撮影するように心がけたい。